クレイの産地① | 世界のクレイ(フランス~モロッコ編)

クレイ 産地

世界中、どこにでも粘土(クレイ)は存在しますが、製品として市販されるクレイの産地は限られます。

フランス | 世界で一番人気のあるフレンチクレイの産地

世界で一番人気が高くよく使われてるクレイはフレンス産。一般的に フレンチクレイと呼ばれてます。

フレンチクレイは種類も多く、ほぼすべてのクレイが揃っており、その代表格が グリーンイライト(グリーンクレイ)。

グリーンイライト “Green Illite”

グリーンイライトはフランス中南部、リヨンから南西へ100kmほど離れたシェヌ・デ・ピュイ火山群の麓にあるサン・ポーリアン村で採掘され、クレイのなかで最も吸収・吸着性が高く、世界で一番使用量の多い人気のクレイです。

グリーンイライトの用途と効果

グリーンイライトの用途はフェイスパックをはじめ、ニキビケア、髪パック、ハンドケア(爪強化)、ボディパック、入浴、足湯などに使われ老廃物を吸収除去し、保湿やハリ・つやを与える効果や、日焼け後の抗炎症作用、デトックス、筋肉痛緩和などその効果は多岐に渡り、万能クレイといっても過言ではありません。

フレンチクレイは基本 5種類(3系統)

フランスの鉱山で採掘されるクレイは全部で 5種類(3系統)。

イライト系のグリーンイライト、イエローイライト、レッドイライト

モンモリオナイト系のグリーンモンモリオナイト。

そして、カオリナイト系のホワイトカオリンがあります。

それぞれ通称で グリーンクレイ、イエロークレイ、ホワイトクレイ、レッドイクレイとも言われます。

クレイの種類と鉱物・化学組成比 》

イライト系のイエローイライト、レッドイライト(※)もグリーンイライトと同じフランス中南部で採掘されますが、他系統のクレイは別の場所になります。

モンモリオナイト系のグリーンモンモリオナイトはフランス中部のロワール地域、カオリナイト系のホワイトカオリンはフランス北東部のブルターニュ地方で採掘されます。

(※)かつてレッドモンモリオナイトというクレイが期待されていましたが、後にレッドイライトのほうが美容クレイとしてふさわしいことがわかり今に至ってます。

それぞれ鉱物の含有比率や化学組成比が異なり、用途と効果が違ってくるので自分の肌質や髪質、そして用途に合わせて選びましょう↓

クレイの使い方と用途について 》

クレイの効果について 》

フレンチクレイとして市販されてるものに、ピンククレイやブルークレイもありますが、どちらもブレンドしたクレイのこと。

ピンククレイ”Pink Clay”(レッドクレイトホワイトクレイのブレンド)
ブルークレイ”Blue Clay”(ホワイトカオリンとウルトラマリンブルーのブレンド)

ブレンドしてないブルークレイは ロシア産のカンブリアン ブルークレイのことです。

そのほかにも、ローズクレイやパープルクレイなどありますが、いずれも主原料はカオリナイト系のため効果・効能はこれと同様です。
これらのクレイは 色を楽しむバリエーションといったところでしょう。

ローズクレイ”Rose Clay”
ブラジリアン パープルクレイ”Brazilian Purple Clay”

フレンチクレイ 国内販売店

フレンチクレイは日本でも一番人気が高く、取扱ってる販売店も数多くありますが、実績のある会社だけを 2社紹介します。

アロマフランス | Aroma France

最大手は、産地フランスのクレイ採掘会社と提携して日本向けにクレイ製造、輸入販売しているアロマ・フランス(大阪府)。

アロマフランスのクレイ 》 amazon

アロマフランスのクレイ 》 楽天
アロマフランス “Aroma France” グリーンイライト

アルジレッツ | argilez

もう1社は、フランスNo.1のクレイメーカーである”argilez(アルジレッツ)”の日本総代理店として輸入販売しているビーナン商会(京都府)。楽天市場では「美容材料」の屋号で販売中。

美容材料 アルジレッツ・クレイ 》 amazon

美容材料 アルジレッツ・クレイ 》 楽天
argilez French Clay

より詳しい市販品のフレンチクレイはこちら↓
国内で市販されてるフレンチクレイ全ブランド 》

モロッコ | 北アフリカ、モロッコ王国 ガスールの産地

モロッコだけで採掘されるガスール(ラスール)も根強い人気があり、日本人が好んで使うクレイの代表です。

モロッコ王国 “morocco”

モロッコ北部の都市フェズから200km、アトラス山脈麓の砂漠地帯の鉱山で採掘されますが、その採掘権はモロッコ国王から数社にしか認可を与えていません。

そのため品質管理が徹底されているので、安心してる使えるクレイです。

根強い人気のモロッコ産 ガスール(ガッスール)Ghassoul / Rhassoul

ガスールの用途と効果

初めての美容クレイをこのガスールではじめた、という人もいるほど値段も手頃な初心者向きのクレイ。

ガスール “Ghassoul”

美容クレイとしての歴史も古く、12世紀ころから北アフリカからヨーロッパにかけて広く使われています。

ガスールの用途は洗顔、洗髪、フェイスパック、ボディパックから入浴までと用途が幅広く、万能なクレイとして重宝されてます。

グリーンイライトより効果が穏やかなので、初めてクレイを使うならガスールからはじめてみましょう。

ガスールの国内販売店

固形・粉末の両方のガスールを本格的に現地で精製、輸入販売してるのが唯一、ナイアード “naiad”という日本の会社です。

ナイアード | naiad

この会社は2004年に現地にナイアード・モロッコ・マラケシュ工房をスタートさせ、日本人の肌に合わせてより滑らかなガスールづくりに成功し現在に至ってます。

ナイアードのマラケシュ工房 “naiad Morocco Marrakesh workshop”
ナイアード”naiad”の固形ガスール
ナイアード ガスール 》 amazon

ナイアード ガスール 》 楽天

ほかにはガスールをブレンドした石鹸や、ペースト状にした美容パックなどの加工製品はいろいろなネットショップや販売店で市販されてます↓

国内で市販されてるガスール(ラスール)全種 》

クレイの産地はヨーロッパが中心

ヨーロッパ産や北アフリカ産のクレイに人気があるのはクレイ美容の歴史がローマや、エジプトから始まっていることに起因するのかも知れませんね。

まだまだ、ご紹介したい世界の産地があるのですが、記事がだいぶ長くなっちゃったので別のページでご紹介しますね。

そちらの記事では、イタリア、ルーマニア、ポルトガル、アイルランド、アイスランド、フィンランド、イギリス、ロシア、ウクライナ、ポーランド、イスラエル、ドイツ、ブラジル、アメリカ、オーストラリア、アマゾン、韓国、日本。

などなどたーっくさんの産地とクレイをご紹介します。

イラリア編の記事はこちら→ 》 世界のクレイ(イタリア)

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