新型コロナの影響で3年連続で中止になっていた花火大会。今年の大会は、4年ぶりに開催されることになりましたー！
隅田川花火大会は、東京の夏の風物詩として有名です。令和5年（第46回）隅田川花火大会は、7月29日（土曜日）午後7時から8時30分に開催予定。実施会場は、第一会場が桜橋下流から言問橋上流、第二会場が駒形橋下流から厩橋（うまやばし）上流になります。
隅田川花火大会は、東京都の隅田川沿いの台東区浅草（右岸）と墨田区向島（左岸）周辺の河川敷において毎年7月最終土曜日に行われる花火大会。江戸川区花火大会とともに東京二大花火大会の一つに数えられます。
今年の隅田川花火大会は、2万発
打ち上げ玉数は約20,000発で、第一会場では約9,350発、第二会場では約10,650発が打ち上げられます1。また、第一会場では、両国花火ゆかりの業者及び国内の代表的な花火大会で優秀な成績を収めた業者計10社による花火コンクールが実施されます。
新型コロナウイルス感染症対策については、開催時点における国や都の基準等に従って実施される予定です。
隅田川花火大会は、東京の夏の夜空を彩る国内最大級20,000発の花火の競演による感動を、隅田川に集まる100万人近い人々と一緒に分かち合うことができます。
隅田川花火大会の歴史
隅田川花火大会の歴史は古く、8代将軍・徳川吉宗の時代、享保18年（1733年）5月28日に催された最初の両国川開きにまで遡ることができます。当時、享保17年（1732年）に全国的な凶作が発生し、多くの餓死者が出たうえに、疫病まで流行したことで、国勢に多大な被害と影響を与えました。
犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を祈って、幕府（8代将軍吉宗）が催した水神祭に続き享保18年（1733年）に両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが「両国の川開き」の由来とされています。
その後、昭和53年に「隅田川花火大会」と名を改め、ビルで囲まれた隅田川で復活しました。また、打ち上げ場所もさらに上流へ移動し、打ち上げ会場も2ヶ所となりより多くの方々に観ていただける配慮が施されました。
