東京と言えばスカイツリー

暮らし

最近、押上近辺も少し、
落ち着いて来た感じだ。

東京スカイツリーがオープンしてから
早、9ヶ月が過ぎるが、
ここのところ、ソラマチに集まる
観光客たちの賑わいが
少し見慣れて来た。

東京都内でも典型的な下町の
代表格と言えるこの押上に、
ある意味、忽然と出現した感のある
東京スカイツリー。

タワー建築物として
世界一の高さのものが、
下町にど〜んと立ち上がったのだから
しばらくは違和感が続くものだと思っていた。

住めば都じゃあないが、
見れば都に馴染むものだ。

東京スカイツリーに訪れる人々は
今はせいぜいソラマチ界隈までが
行動範囲だろう。

東京スカイツリーのオープンを見越して
気合いを入れてリニューアルや
新規開店で勇んでいた
周りの店たちは今、
なかなか足を延ばしてくれない観光客を
きっとじれったい思いでいるに違いない。

しかし、案じることはない。

今年、東京スカイツリーが
一周年を迎えた後あたりから
二度目、三度目に訪れる観光客たちが
少しずつ行動範囲を広げて、
押上の下町を楽しもうとするだろうから。

商いというものは、
じっくりと、じっくりと。

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