ライスミルクって、いったい何?
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
という私も「ライスミルク」を初めて耳にしたときは 知りませんでしたから。
いつものように朝TVをつけたままバタバタと家事をこなし、子供を送り出してやっと一息。
コーヒーを飲みながらちょっと休憩、ちょうどそんな時間に最近人気の○○ですとか人気急上昇中の食材や調理方法なんかをTVでは紹介しているんですよね。
で、ついつい見ていたら「ライスミルク」の紹介。
ライスミルク(Rice Milk)なんて、初めて聞いた名前に興味津々。へぇ~なんて思いながら思わず見入ってしまいました。
ライスミルクは、こんな飲み物
ライスミルクはお米からできたミルクで牛乳と比べ、
・低脂肪
・低カロリー
その上
・コレステロールゼロ
という穀物ならではのとってもヘルシーな飲み物なんです。
ライスミルクは牛乳のようにお腹がゴロゴロしません。
我が家の主人もそうですが牛乳だとお腹が…という方、牛乳や大豆アレルギーがある方におすすめの飲み物です。
日本では 2015年にライスミルク ブームが起き、その後徐々に広まりました。
ライスミルクの歴史
ライスミルクのはじまりは 欧州から。
牛乳などの乳製品や大豆アレルギーの人、菜食派の人々がミルクのように飲める飲料として玄米を使って家庭で作られ始めたのがライスミルク。
玄米ミルク、穀物ミルクとも呼ばれてます。
それがアメリカにも広がり、欧米で商品化されスーパーなどで販売されるようになり、牛乳、豆乳に次ぐ第三のミルクとして多くの人々に飲まれるようになったのです。
日本でも売られてましたが輸入品がほとんどで、国産のライスミルクは2013年まで待つことになります。
現在では、にほんの米乳(白州屋まめ吉)、国産玄米ライスミルク(キッコーマン)、ライスミルク獺祭(旭酒造)、プレミアム ライスミルク(福光屋)など酒造メーカーをはじめ国産品が次々とスーパーなどで売られるようになりました。
それぞれ自社サイトのネットショップにも対応してますが、Amazon、楽天でも販売してるのは福光屋と白州屋まめ吉。
いずれも玄米ではなく白米を原料としています。
福光屋のライスミルク
福光屋のライスミルクは米を知り尽くした日本酒醸造所ならではのノウハウを十二分に注ぎ込んだ一品。
精米を麹で発酵させた発酵飲料で、必須アミノ酸やビタミン、ミネラルなどバランス栄養価の高いライスミルクです。
白州屋まめ吉のライスミルク
日本で初めて国産ライスミルクを作ったのが白州屋まめ吉。
社名の由来でもあるほど、山梨白州の肥沃な土壌から生まれる良質な大豆飲料を製造してきた経験をもとに開発したライスミルクは日本産ライスミルクの定番です。
旭酒造とキッコーマンはAmazon、楽天で扱ってないので直接メーカーのHPをご覧ください。
また玄米を原料にした「濃厚ライスミルク」という製品をキッコーマンが販売してますが、こちらは一般市販はされておらず業者向けパウダー製品です。
※獺祭もキッコーマンも現在はライスミルクをやめてしまったようです。(2022年1月4日現在)
イタリアのライスミルク
こちらはライスドリンクと銘打つ有機米を原料にしたイタリアでよく売れているライスミルク。
ほどよい甘さとコクを出すためにあえて玄米じゃなく米を使ってるのですっきりして飲みやすいのが特徴です。
こちらは発芽玄米を主原料としたGABA成分を多く含む 有機発芽玄米ギャバライスミルク。
こちらもイタリアで人気のあるライスミルクです。
イタリア ドロミティピッコル山脈の湧き水と発芽玄米による味は、ほかのライスミルクと一線を画す独特な風味。
ライスミルクは自宅でも簡単につくれる
もともと欧州の人々は自宅でライスミルクを作ってました。
いつものお米を使って一度お家で作ってみませんか?